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言語習得は子の選択

英国,今日から夏時間,日本との時差は8時間になりました。
本日も一部で不評な(笑)多言語ネタですが
なるべく短く止めます。だから,どうか
押してくださ~~いっ!(涙)
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=====

非日本人と結婚し海外に住む日本人で
子どもの日本語習得に試行錯誤する人は多い。
しかし「うちの子はバイリンガルです」と
「誇らしげ」に言う親の話を聞くと
大抵,子どもは5~6歳,大きくて小学校低学年程度だ。
それだけ海外で日本語を習得させるのは大変なのだ。
両親とも日本人の家庭でさえ,子どもの
日本語維持には苦労するのである。

当然だ。
言語の習得には,本人の適性と環境が
何よりも深く影響し
どちらが欠けていてもうまく行かないからだ。
しかし,その環境を整えたり
本人の「適性」に関わらず努力をさせて
力を引っ張り出すのは「親次第」だ,と
考えている人も少なくない。

つまり,子どもの言語習得がうまく行けば
それは「親の努力の成果」という考えだ。

そのせいか,時々,幼児の,特に,母親で
子どもの日本語は自分の責任だ,と
思い詰めている様な方を見かける。
例えば「一親一言語」
(父は父の言語,母は母の言語だけを子に対し使用する方法)
の徹底に躍起となり,それを阻む配偶者や義理家族等に
不満を抱く親もいれば
「日本語環境」を作るために,特に仲良くない日本人と会って
子ども達を遊ばせ,子ども達が日本語を使わないと
怒る親も,いる。

子どもに自分の母語を伝授したいという感情は
住む場所が自分の国であろうとなかろうと
自然に生まれるものだろう。
むしろ,その感情が生まれない人は,
母国や母語に対して何らかのわだかまりを
持っているのではないだろうか。

しかし,我が子の日本語習得の為に,
日本語を解さない配偶者や義理家族との関係に
亀裂が生じたり,子供の日本語のために誰かと会ったり
子供たちが楽しく遊んでいる時に
使用言語を強制するのは本末転倒だと私は思う。

子供にとっては,成長するだけでも大仕事なのだ。
親が自ら母語の異なる配偶者を選び
(片親の)母語が使われない環境に住む,
その「選択」の「落とし前」を
何故,子供がつけなければいけないのだ?

だからといって,日本語を教えるな,と
言っているのでは無い。
14歳と10歳の息子の母として、幼児の親御さんに
そんなに緊張しなくても大丈夫だと伝えたいのだ。
親が,子供に根気よく日本語を話し続けるかぎり,
その日本語への答えが外国語(子にとっては母語)であっても
日本語は残る。
泣きながら日本語学習をさせなくても
日本語の漫画やテレビやゲームや歌の面白さに
触れさせれば,日本語は,残る。

私自身も子ども時代に学習を強制ではないが渇望された
英語や中国語に,密かに興味を示しながらも
押し付けられるのが嫌で反抗したのだが
高校時代に母が亡くなり
一念発起して中国語学習を始め、さらに
英語も,大学時代に一念発起して始め
その結果,現在,中国語も英語も
日本語ほどの力は無いものの全く困らないし
言語が基盤となる文学もお笑いも楽しめる様になった。

語学は、本人の強い「渇望」がなければ上達しない。
そして、その「渇望」は、
本人の心からしか生まれないのだ。

基礎さえ作っておけば,後は子供次第、
もっと日本語を上達させたいと子供自身が思うか否か
子供の日本語能力を決定するのは
結局のところ,親ではなく
子ども自身の「選択」ではないだろうか。

また、子どもが、大人になって
親の母語を選択しなかったとしても
それは、親の「不甲斐なさ」でも責任でも何でも無い。
子の人生は、子が選択して、決めるものだ。




===
あ...結局、長くなってる....
しゅみましぇぇぇん
これ以上短くまとめられませんでしたぁぁ~

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テーマ : 海外で育児
ジャンル : 育児

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非公開コメント

永遠のテーマだ

これはね、もう何時間でも何年でも話し続けたい永遠のテーマですわ。。。私自身も生ける標本なんでね(シーラカンスかよv-236

「子供時代のバイリンガル」って大人のバイリンガルとまた違うんだよねー。語彙と社会性の発達って密接だから、大人の会話にならないレベルでニ言語使うのって、まだ発展途上で中途半端なバイリンガルなんだよなー。幼い子の親が「ウチの子はもう完璧なバイリンガル」とか言うのを聞くと「そんなんいたらバケモノだ」と思う私はひねくれものかな…

アインシュタインは、複数言語を話したけれど、臨終の時はドイツ語のモノリンガルになっていたようだし、エドウィン・ライシャワー(元駐日大使)も幼少時から思春期まで中国、日本で育って、広東語、北京語、日本語が得意だったのに晩年脳の発作で倒れてから英語以外はその流暢さを失ってしまった。とても興味深いケースだと思う。

こういう話は、完璧に見えたマルチリンガルでも、その脳は幼少時の「基盤となった母語」にもっともコントロールされているのかな、と思わせる何かがあるんだよなあ・・・。

自分がいろいろな言語勉強したりその中で生活してきて、言語学や脳科学をやってみた見地からのコメでした~。

Re: N☆

N☆,待ってたよ~(笑)

ほんと,いるんだよね~。
幼児を「バイリンガル」って呼んじゃう親。
それが,早期英語教育に拍車かけているとしたら
結構深刻な問題かもしれない。
ま,それより,
N☆に是非お薦めしたい本があるよっ!
もう5~6年いやもっと?前に読んだ本なんだけど
「The Neurolinguistics of Bilingualism」
Franco Fabbro著
かなり古い本だからネットで買えるかどうか判らないけど
(今スマフォなんでチェックできないけど)
今手下にある本の値段は何と£39.95だと…
よっぽど読みたかったんだろうな…
今じゃ,こんな高い本買えない(涙)
もったいないから,また読み直そうかな?(笑)

ま,話を元に戻すと
学生向けの概論的な本で
バイリンガルの言語喪失状況についての研究。
脳のどの部分に損傷を受けたか,や,
言語を習得した年齢やら,言語喪失の年齢とかが
影響するんだよね。
喪失状況にしても声に出して読めるのに
意味が解らないとか,言われた事はわかるのに喋れないとか様々。
(って,もう,うろ覚えなんだけど)
でも,幼少時に使っていた言語だけしか残らない
って障害が最もよく見られるものだったと思う。
実際に,私も,そんな話をよく聞く。
寂しいな~,そんなになったら…
っていうか私にとっては死活問題だーーっ!

不味いよねぇ、、

確かブラジルに渡った、日本人の方々で
認知症になって日本語しか話せなくなり
現地のホームでも苦労してるって話を聞いたことがある。
なので、うちの子たちには是非とも日本語を維持してもらいたい。
(同じく死活問題)

あくまで我が家の場合だけど、TVや漫画を受動的に
楽しむ事は出来ても、能動的に働きかけないと
文章を読みこなす為の、漢字の習得はきびしい。
まして文章を書くとなると、これまたある程度こちらからの
働きかけや、モチベーションをあげる手段にと補習校に通わせるんだよなぁ、、

完全ネイティブとは行かなくとも、欲を言えばGCSE位の
日本語力は維持してもらいたいと思ってる。

うちはどうなる?!

うちの息子はどうなるのだろう?
彼は英語と日本語をほぼ同じ量受け入れながら育ってきています。
それこそ、どちらが母語であるとか、どちらが極端に強いとか言い切れない状態なんですよね。(専門家に言わせたら、セミリンガルまっしぐらって所でしょうか。苦笑)

最近は、私には日本語だけで話し、主人には英語だけで話すというかなりはっきりとした区別を自分なりに付けているようです。
ちなみに私は英語で話すときもあるし(特に怒るとき)、日本語で話しかけるときもあります。でも、どちらの答えも私には日本語です。

おそらく鈴には「適性」があると思います。言葉に興味があり、知りたい伝えたいという思いが強い男なので、「渇望」ではないけれど、今のところ「強い欲求」が彼を動かしているのかもしれません。

英語と日本語、どちらの環境にもその強い欲求を維持できればいいのですが、この先はどうなるかわかりませんーん(苦笑)

年を取ったときに、鈴がどちらの言葉を話すようになるか是非見てみたいです。残念ながらそのとき私はそばにいないでしょうけど(笑)

結局後から親が責められる

私はかなり意識して子供達に日本語を仕込んだ方だと思うけど、よその掲示板などで「無理強いして嫌いにさせたくないから楽しく日本語を習得できる方法を教えて」なんて聞いている人がいると非常に腹が立ちます。
親も子もいろいろな事を犠牲にして時間と手間隙をかけて別言語を習得するわけで、その過程で言語確立前の子供が「辞めたい」と言い出すのは必ずしも後に自分の発言に責任を持って言っているわけではありません。
よく聞くパターンが、「どうして小さい時にちゃんと日本語教えてくれなかったの?」と親を責めるもの。周囲から両親の母語位話せて当然という目を向けられる度に心を痛めている人を見るとやっぱり悲しいっす。
それにその悔しさをポジティヴな学習エネルギーに変えられる人も残念ながら多くはないです。

最後の

わたしにとっては、日本の老親への最後の親孝行だよ? 何にも知らない姑に嫌な顔されたくらいで、やめられるかっての。

大体うちの子はすぐ泣くんだよ。 ちょっと泣いたくらいでやめさせてたら、日本語の勉強に限らず、何にも続かないってば。 

バイリンガルにしようなんて大望は抱いてないが、「基礎さえ作っておけば」の、その「基礎」だって、親が相当頑張らなきゃ作れない環境もあるんだよ。

うちの子はバイリンガル

4~5歳の子供を持つ親が「うちの子はバイリンガルなのよ」と言う時、またはそれを理由にバイリンガル教育の薀蓄を語る(コメる)とき、
「幼少時は誰でもバイリンガルだってば」と
思ってしまう私。

まんま~

いや、でも、老いぼれた時に、子ども達が
そばにいてサポートしてくれるって確率は
結構低いんじゃないか?(笑)
私は、父の老後には殆ど関わっていないから
自分の老後に子ども達が関わる事も
期待できないし、迷惑はかけたくない。
ま、元気なうちに死ねるのが一番なんだが。(笑)

漢字の習得って、小学校高学年くらいまでは
必死でやっていても、帰国する予定が無い
永住家庭の場合は、初めは高い目標を
掲げていた人も、どんどん下げていってる
というのを私は目撃して来たなぁ(笑)
でも、まんまのお子さんは、ギフテッドだし
視覚的記憶力も良さそうだから将来有望じゃないか?
詳しい話は、マキっちに聞くと良いよ。
GCSEについてもね。
中国語のGCSEは(見たのは数年前だけど)超簡単で
中国では使い物にはならんだろうなって程度だった。
あのCBの学校の授業の延長のテストみたいなもんかも???(爆)

ばにー

ばにんとこは、日英バイリンガルになるには
最適の環境じゃないの?
日本在住でアメリカンスクール
父がアメリカ人で母は英語流暢な日本人
でも、アメスクでも、日本語が弱くなる日本人児童がいる
って話を聞くと、日本に住んでいて、こんなに
日本語のインプットがあっても、せっせと学校で
勉強しなくちゃ習得できないって事なんだろう。
もちろん本人の適性も重要なんだが。
年とった時?日英両方じゃない?
でもさ、皆が皆、年取った時に、二番目三番目の
言葉がダメになるわけじゃないからね。
その反対に、言語そのものがダメになる人もいる。
やっぱり、元気なうちに死にたいなぁ(笑)

マキっち

まぁまぁ怒りを押さえるんだ(笑)
マキっちみたいに補習校にも頼らず、
試行錯誤と根気でバイリンガル家庭教育を
して来た人は、確かに、むかつくだろうな。
でも、アドバイスしてあげなよぉぉ(笑)
マキっちの昔のサイト、掲示板で
紹介しようかと思ったくらいだよ。
マキっちみたいに、長期間努力して
結果を出せた人って、ものすごく少数なんだよ。
だから、誰もカキコんでないじゃん?

大人になって親を責めるようなやつは
子ども時代に、どんなに強制されたって
バイリンガルになんかなれないんだよ。
でも、日本じゃ、「ハーフ」だと、即
「バイリンガル」って発想になるみたいだけど
英国で、私の住んでいる所で、その連想する英国人って
すっごく少ないよ。むしろ、皆、全く興味無し。
マキっちはロンドンで多文化背景の人達が集まっている土地だから
そう聞く人も多いのかもしれないけど。

それにしても、大人になって、あーだこーだ
親を責める人って、多いなぁ。(最近の傾向か?)
女郎部屋に売られたとかなら責める気にもなるだろうが
本人の性格の事まで親のせいにするってのは
よっぽどひどい親だったのか、或は本人が甘えてるのか
私にはわからない。

十六夜~

十六夜の姑って嫌な顔してるの?(笑)
ぶっちゃけ言わせてもらえば...
そんなに親孝行したかったんだったら
日本人と結婚すりゃよかったんだよ。(爆)
でも、何らかの理由で、非日本人と結婚し
さらに日本以外に住む事になった、だから
せめてもの最後の親孝行に、となる
十六夜自身の心情は理解できなくもないんだが
それって、結局、十六夜の都合でしょ?
ご主人が、自分と親の関係がうまくいかない所を
十六夜に埋め合わせさせてる、という様な事を
前、書いてたけど、
もし、十六夜が、「親孝行」の為に日本語を、
と考えるなら、その行動は、ご主人の行動と
同じじゃないかと私は思うよ。

カスミ~

全く同じ。(笑)
小学生程度までのバイリンガルってのは
一種の幻想やら誤解やらなんだけど、それに
気付かない人って少なくないんだよ。

やけに挑発するじゃん

私の思いは、「親のエゴ」と思ってもらっていいけどさ、それとは別に、子供の中に「日本」や「日本語」への思いいれが育ってることも確かなのよ。 そうじゃなきゃ、土曜日も学校なんて、いくら親に言われたからって続きゃしないって。 

息子は、日本のジジババやいとこ、他の親戚とのつながりも、子供なりにとても大事に思ってる。 マロんところは、ご両親がすでに他界されているから、その辺、感覚が違うんじゃないかな。

マロさん

その本読んでますよ~
だって私のアメリカの大学での専攻はNeurolinguisticsとJournalismだったもんね。。。
その分野は結構がんばってやってたなあ。
結局日本の学会が怖くて学者にはならなかったけどね(爆)
妙な因果でマスコミに入ちゃってしばらく辞められなかったしね(笑)

十六夜~

いや、別に挑発してるつもりは無いけどね(笑)。
子どもの中に日本や日本語への思い入れを育てるのは
多言語育児や家庭教育の目的だと私は思ってるんだよ。
日本にいる親戚や友人との関わりは
子ども心に日本語をやろうとする渇望の素になるし
それは子どもの日本語学習の強い動機付けになる。
それを私は一度も否定していないし、
私自身の語学への渇望も、友人や親戚との関係、
全く赤の他人への興味から生まれている。
ただ、十六夜のコメントを読むと
「親孝行の為に子どもが泣いてでもやらせるしかない」
とも理解できるから(そのつもりが無かったとしても)
その点について、私の忌憚ない意見を書いただけだよ。

N☆~

おぉぉ、この本って、結構、有名な本なの???
ロンドンの大型書店のすみっこで見つけたんだけど。
そっかーー、N☆は、この分野の勉強してたのか。
今度、この系統の話も日記に書いてよ~

バイリンガル育児は

親の意地なのか、それとも義務なのか、、、、まあ、事情は人それぞれだから、一概に言えないのでしょうけどね。

うちの場合、わざわざ一時期日本に移住までしたのに、ドイツに戻って来たらあっけなく日本語崩壊しました。躍起になって子どもの日本語を維持するか、それとも子どもたちが限りなくドイツ語のモノリンガルに近づくことを受け入れるかという選択肢を目の前にして、私は後者を選んでしまいました。

日本語を完全放棄するという意味ではなく、今の環境でできることはしてやりたいし、ちょびっとでも日本語が残ってくれたら親として嬉しいけれど。

ビアンカさ~ん

コメレス遅くなってごめんなさ~いっ!
親の意地でも義務でも渇望でも,
それは,親の選択であり
親の都合であり,
離婚や引っ越しと同じく
そこに子どもは巻きこまれる運命なんですが
それを親が自覚しているか否か
そこが問題だと思います。

両方の親の言語や文化が違って
楽しいと子どもがポジティブに思えれば
最高ですが,そんな事を
微塵にも思ってない子は
親に「あなたは得ね。二つの文化や言語が学べて」
と言われる事に抵抗感や
違和感をもつのではないでしょうか。
小さい時は,そんなもんかと受け入れるでしょうが
子どもは,いつか選択する事を覚え
選択したがる様になります。

ビアンカさんはお子さんの選択を
尊重したのだと私は思います。
そして,お子さん達の日本語は残るとも思います。
逆に,もし全く残らないのであったら
それは,多言語人となる
適性が全く無いという事で,
適性の無い事に拘って全滅するより
得意な分野を活かすほうが
遥かに,お子さん達の将来の為になるではありませんか?
私はビアンカさんとお子さんの選択は
ビアンカさんのお子さんにとって
最良の選択だったと思います。
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