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悲劇的人生書コーナー

今日も外出するので手抜き更新
というわけじゃないんですが
(「手抜きでも手入りでも大差ない」という
  適切な批評は耳から抜けますので念のため。)
「WHSmith」という、英国最大の
文房具屋&本屋&メディア(DVD/CD/ゲーム)屋
を総合して水で薄めたようなチェーン店で撮った
書籍コーナーの写真です。

WHSmith

この書籍コーナー、そんなに広くないんですよっ!
ざっと見渡しても
たぶん200平方メートルに満たない程度です。
そして、その中の1/3あまりが
児童書やら参考書やらでしめられていて
さらに1/3あまりが、ガイドブックや料理書など
実用書コーナー。
大人向け「フィクション/読み物」コーナーは
30平方メートル程度と狭く、棚にして、ほぼ
12個程度分くらいしかないんです。
その中の2個が、この
「Tragic Life Stories」
つまり
「他人のカナシ~話」コーナーという
密度の高さなのであります。

しかも、こんなに、たくさん出版されている。
「アンネの日記」(中間下)が
含まれているのが、微妙に笑えます。

っていうかさぁ、
「アンネの日記」を
「本当にあった悲しい話」とかに
入れないでくれよっ!!
これは、別に二個あった歴史&戦記の
棚に入れてくれぇぇぇ。
しかし、おそらく、このコーナーに
あった方が、売れるんじゃないかとも思います。
何しろ、ここ、書籍コーナーの中でも
かなり目につく位置にありましたから。
(歴史コーナーは奥。)

それにしても、
「悲劇的な人生のノンフィクション」が
1コーナーとして成り立つっていうのは
一体、どういうことなんだろう。
いや、これは、批判でも何でも無いんです。
ほんっとぉぉに、疑問。

一つ考えつくのは
悲しい歌を聞いて涙したい気分、
悲しい映画を観て涙したい気分、
悲しい本を読んで涙したい気分
というものが、ある人も、いるし
それほど少なくないのかもしれないという事。
私は、悲しみという感情自体が
基本的に苦手ですし、
悲しいことなんて、
わざわざ読んだり観たりしなくても
外界から飛び込んで来るので
そんな「気分」になった事はありませんが
そんな「気分」になる人を
理解できなくても
批判も否定もしませんし
(そもそも批判や否定する事じゃありませんし)
「理解」も「鑑賞」もできない芸術品を
眺めるような感慨を抱く程度です。

もう一つ考えつくのは
悲劇的な人生(特に子ども時代)を送った人
共感を求めたり
人生へのなにがしかの答えや指標を
見つけたくて読む場合。
ただ、その場合、探している本が
「悲劇的人生コーナー」にあったら
非常に複雑な(嫌な)感情が湧くんじゃないか
と、想像してなりません。

そして、もし、このコーナーの顧客が
私の想像した顧客像に近かったとしたら
一体、何を意味するんだろう。
前者と後者は、対局に位置する人達ですが
両者が求めている
「悲劇」が
より語られる世の中になっている
っていう事なんだろうか???

書く事によって癒される人と
読む事によって癒される人
そして
自分の体験とは、かけ離れた体験を
知りたい人

需要と供給があって
出版社の金勘定もあって
そんな人達の声が
取り上げられるようになったって事か?


...って
あれこれ考えるほどの事でも無いんですが
とにかく
驚きましたよぉぉ。

日本の本屋には、こんなコーナー
あったとは思えないけれど、どうかな?
他の国は、どうなんだろう??

====
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