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大本営・平出海軍大佐に聴く【2】

2日前の「真珠湾攻撃直後の週刊朝日」で載せた
大本営スポークスマン平出海軍大佐への
インタビュー記事の続きを読みたい
という声が友人たちから上がったので、続けます。
(これ、長いんですよっ!!9回まで続きます。)
変な話ですが、この古いのに奇妙にも全く古さを感じさせない記事を
せっせと入力しながら「大河ドラマ」を連想している自分に気づきました。
企業家のインタビュー記事にも通じるものを感じます。
それでは、第二回、どうぞ~。

尚、太字、大中小見出しは、週刊誌の編集にそっています。
写真をクリックされると、大体のレイアウトがつかめると思います。

==週刊朝日(昭和16年12月28日号)から==

【ハワイマレー沖両大海戦を讃ふ】(平出大佐に聴く)
週刊朝日巻頭記事
12月12日
海軍省にて

大本営海軍報道部
海軍大佐
平出英夫氏

本社出版局長
鈴木文四郎

==Part2== 

【鈴木】
もう一つは東郷元帥以来の日本の海軍の伝統が
赫々として活きておったということですね。
【平出】
そうです。私が非常に面白いと思うことは、
アメリカもたくさんの戦争をした国です。
私の聞いたところによると、建国以来二百七十年の間に
百十四回くらいの戦争をしている。
そうしてアメリカ海軍は敗けたことがない。
日本海軍はその歴史は新しいけれども、
かって敗けたことがない、戦う度に必ず勝っている。
この勝つという信念、負けたことがないという信念、
これは非常に大きいですね。
ところが、この必勝という信念は、
日本も持っておったけれども、アメリカも
当然持っておったはずなのです。
今まで敗けたことがないのですからね。
しかし精神の土台が違っていたんです。
伝統精神の本当の土台が違っていた。
彼等はいつでも弱者を虐げ、弱い者いじめをして勝っておった。
これは敗けたことがないのが当然ですね。
ところが、日本は自分よりウンと強い者を相手にして勝っておった。
故に勝ったということは同じなんですけれども、
内容が非常に違うのですよ。
【鈴木】
今度のアメリカの大齟齬(そご)は、
われわれ素人からみますと、まさか
ハワイまでこんなに早く来やしまいという油断が
原因したのじゃないかと思いますが...。

天佑の暴風雨!

【平出】
それにもう一つ状況が加わります。
天佑だと思うのですが、ちょうど奇襲をやる数日前から
相当ひどい暴風雨でした。
実はかなり前から太平洋の哨戒がはじまったので
ハワイでも哨戒していたんです。
夜でも昼でも哨戒機が飛んでおったわけですね。
ところが、あまりにひどい暴風雨であったので
哨戒をやらなかった。
その暴風雨のやんだ日が八日なんです。
全然哨戒をやっておりません。
八日も、やんだとはいっても相当な風力だったようです。
それでハワイから聞えてくる話では、山にスレスレに
殆ど這うように低空飛行をやった、そのために
音は聞えても飛行機は見えなかった。
そのうちに見えたと思ったら、その時は
もう自分たちのま上に来られていた、
防空放火が働きはじめたのは、すでに飛行機の爆撃が
はじまってからだった、そういうことらしいです。
【鈴木】
低空飛行をしたというのは、やはり作戦ですか。
【平出】
これは非常にいいんです。
這うようにして行くと見えないんですよ。
【鈴木】
時刻は未明だったんですか。
【平出】
ちょうど日出と同時ぐらいだったでしょうね。
彼等は土曜日の晩から日曜の朝にかけてが
最も楽しい時なんで温かい寝床を楽しんでおったことと思うのです。
彼らは日曜の朝なんて日出ごろに起きやしません。
それに艦艇の相当上の方の幹部は、土曜日から
よそへ出てしまって、そこにはおらないんです。
だから、どの点からいっても大きな油断があった。
今いわれるように、まさかハワイまでは来ないだろうというのが、
いちばん大きな油断、それから日曜日の朝であるが故に
グッスリ寝込んでおったという油断、
暴風雨のために哨戒していなかったという油断、
その他あの辺の市民は、まさか来ないだろうというので
防空演習なんかやったことがないらしい、そういう油断...。
しかし三千何百マイルという距離があるんですから、
それを往復して爆撃するとは考えられないのも尤もなんです。
ところが、それが不思議にもやって来たんです。
はじめは日本軍が来たとは信じなかったらしいですね。

寝ていた連中が寝巻きのままで起きて

来て、昼過ぎまで寝巻きのままで狼狽していたという有様です。
これが勝利を来した海戦の状況ですね。

(Part3に続く)
=======
うぅむ...
最近、私が、日本語・英語記事など、あちらこちらで読んだ情報や
「最近の一種の定説?」と矛盾する部分が散見されます。
どこに真実があるのか...?

このインタビューは、真珠湾攻撃から始まり
英国に対する海戦、時の指導者達の政治力への批判、
米国の戦力と今後の予想される反撃などへと続いていきます。
=======
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